多くの学校で入学試験を設けていない通信制高校。
どんな学力でもどんな状況でも意思さえあれば、多くの場合入学することができ、卒業に必要な勉強も全日制とくらべ少ないので最低限の勉強さえしていれば卒業は可能です。
そのような通信制高校でも目標を高くもち、一流大学に入学する学生や資格取得、夢の実現を果たす学生も多くいます。
時間が比較的自由になる分、全日制高校に通う生徒よりもよくも悪くも自分次第といえる環境でしょう!!
通信制高校生活を充実したものにするために、意識したいことをまとめました。
通信制高校生活を充実させて楽しみましょう✨
目次
時間があるを【暇】があるにしない
何かしないといけないことがあるとき、休みの日にまとめてしようと思っても結局なにもせず、だらだら過ごして終わってしまった。
そんな経験ありませんか?
逆に忙しいなと感じるときこそ、空いた時間を効率よく利用し、タスクを処理できたりします。
私達は時間がたっぷりあると「まだ大丈夫」という余裕からすべきことを後回しにしがちです。
通信制高校に通う学生もたくさんの時間を活かせるか、暇な時間にしてしまうかで、日々の充実感や目標達成に大きく左右されます。
時間がたくさんあるということはデメリットにもなるのです。
【暇】の時間をなるべく減らすことを意識しましょう!
暇の時間をなくすというのは、常に忙しく活動しているということではありません。勉強する時間、働く時間、趣味の時間、リラックス・自由の時間とメリハリを持つことです。
暇の時間は、時間があるけどすることがない~~することはあるけど、やる気がしない~~、ああ、なんか1日終わっちゃった…というそんな時間のことです。このような1日を過ごすと気持ちもすっきりせず、体にも疲れが溜まっていきます。
逆に時間にメリハリをもって生活していくと日々の生活に充実感を感じ、たくさん行動しても驚くほど疲れませんし、休むときにしっかりとリラックスができます。
通信制高校生活を活かすために
時間の使い方を意識したら次に、通信制高校ライフを充実させるためのポイントを紹介します。
高等学校卒業以外に目標を持つ
高等学校卒業資格を目指して多くの方が通信制高校に入学します。
無事卒業を目指すだけでなく、ぜひもう一つ自分で目標を設定しましょう!
目標例
〇大学進学を目指す
〇興味のある分野を学ぶ
〇バイトで社会経験を積む
〇お金をためて、旅行に行く
〇英語を学ぶ
〇資格取得
〇楽器の練習
〇ボランティアに参加する
自分がしてみたいことや、「なんか楽しそう!」と思う目標を決め、通信制高校の勉強とぜひ並行して生活に取り入れてみましょう。
卒業以外に成し遂げたい目標があることで、自分のなかで【活力・やりがい】が生まれ、好サイクルに乗り出します。
大きな目標でも小さな目標でもOKです。大切なのは自分がしたい!興味がある!ということを選ぶことが大切です。たとえ選んだものが大きな目標でも自分がしたいという気持ちと時間があれば叶えることは充分に可能です✨
卒業のための課題やレポートはすぐにする
高等学校卒業のための課題やレポートは期限内でもあってもなるべく早くする意識をもちましょう。
しなければいけないことが溜まっていくと、私たちは気持ちが重くなっていき【めんどくさい】と感じるようになります。
お皿洗いや掃除もちょこちょこ行っていけば少しの労力で簡単にきれいにでき、また気持ちよくすっきりした気持ちで生活を送ることができます。
ですが…大量に溜まった食器やとても汚れた部屋を掃除しようとなると、始めるがとても億劫になりますよね(>_<)できる限り避けたい、後回しに…となってしまいます。
学校の課題やレポートがそのような状態になると、提出期限すぎて単位を取得できなくなったり、またひどくなると卒業への意欲までも低下することも。
臭いものには蓋といわんばかりに学校のことを放置し始め、退学してしまう学生も実際にいます。
特別忙しい時期は仕方なくても、基本は【すぐする】を意識することは、とても大切です。
【すぐする】をぜひ、習慣化してください。
ポイントはめんどくさい…と思う前にすぐ行動に移すことです✨
サポートは利用しよう
通信制高校は、通学も毎日でない場合が多く、また人によっては月に数回の方もいるでしょう。学校へ通う頻度が少ないほど、担任の先生との関わりも少なくなります。
特段悩みがなくても、担任との連絡のやりとりやコミュニケーションをとる意識を✨
学校卒業に向けての意欲を維持するのに役立ちますし、担任の先生とコミュニケーションが取れている学生のほうが学校生活の充実度やまた卒業率も高いというアンケート結果もあります。
今ではネットを通して簡単にコミュニケーションが取れるシステムを採用している学校も多くあります。
勉強の進捗上などでも積極的に連絡しましょう。
相談室
また通信制高校ではカウンセラーが常駐していることも多いです。
カウンセラーはなにか特別に深刻な悩みがないといったらいけないと思っていませんか?
そんなことはありません。ちょっと話したい、ちょっとモヤモヤすることがあった、なんか疲れた…そんなことでもいいので話せる環境があるなら話にいってみてください。
プロのカウンセラーと話すことで、自分の気持ちや感情を整理し、前向きになれることも。また自分のことを話せるというのは、精神的にとっても楽になるものです。
ちょっと勇気がいるかもしれませんがぜひそのような制度がある場合は、勇気を出して扉をたたいてみてはいかがでしょうか?★
予定管理はしっかりと
毎日学校に通う全日制の学生と比べ生活が通信制高校の学生は不規則なことが多いです。
登校する日やまたレポート提出日やテスト日など重要な日は決して忘れないように予定管理を徹底しましょう。
通信制高校に通う学生は、仕事を日中メインでしていたり、スポーツに打ち込んでいたりと、学業以外がメインな状況な方が多くいます。
そんな中が通信制高校の登校日を忘れてついつい単位を落としてしまう方が多くいます。登校日は少ない分、登校しないといけない日に登校することはより重要になります。
やる気がないときの過ごし方
どんなに目標をもって生活をしていてもやる気がなくなるときは誰でもあります。
理由はマンネリや疲れ、日々の見えないストレスの蓄積、やりたいこととのズレ…など多岐に渡ります。
自分の目標やすべきことを全部投げ出したくなり、一時的に無気力な状態になってしまうこともときにああるかもしれません。ですがそのような時間も自分の【本音・本心】を知る大切な時間です。
発散しつつ、自分と向き合う過ごし方をご紹介します。
普段と【逆】を意識する
やる気が起きない、無気力、そんなときがきたらあえて、生活の中で【逆】を意識しましょう。
逆のことをするとは
普段よく人と会う人は、自分一人の時間を増やす
普段1人でいることが多い人は、人との時間を増やす
このようなことです。
私たちの毎日は生活なので意識しないと繰り返しになりがちです。繰り返しの日々を過ごすうちに生活が単調になり、つまらないと感じそれがにやる気の低下につながることも。
そうゆうときは、いつもと少しライフスタイルを変えてリフレッシュ✨。普段行かないような場所に行ったり、普段読まないジャンルの本を読んだり、人と会うことが多いなら一人の時間を多くとってみたり、すぐにできることから変化を付けましょう。
発散する・運動する
悩み事があったり、不安があると、前向きに行動するのが難しくなります。そしてそのことが頭から離れず、考えてばかりいると解決しないうえにどんどん不安や悩みが大きくなっていきます。
ちょっとした気になる一言から不安が大きくなり、思い悩んだ経験ありませんか?後から話してみたら、誤解だっただなんてこともありますよね。
そのようなストレスは誰にでもあります。
日々発散することを意識しましょう。
おすすめなのはカラダを動かすことです。体を動かすことによって、頭の中のストレスの元となっていることから離れることができます。血流がよくなり気持ちもスッキリ!ストレス発散、脳の状態をよくするのに運動は有効だと科学的に証明されています。(有名なメンタリストのdaigoさんも体を動かすことをとても推奨していますね)
日常的に運動を取り入れることでポジティブに過ごせる時間が多くなります。
おすすめ
手軽にできるのでおすすめなのはウォーキングと筋トレです。
ウォーキングは気候に意識を向けながら、歩くことに集中するようにすると歩行瞑想になりより脳がリフレッシュします。
筋トレは部屋でもすぐにできるのが魅力です✨ボディメイクもできて一石二鳥です!
学費の領収書を見る
こちらはめんどくさくなってきた方にとてもおすすめですが…(笑)(だれでもこうゆうときありますよね!)
学費の領収書を見ましょう。そして今の状況にいくらお金がかかっているのか知りましょう。
ご両親が支払ってくれている方は教えてもらってください。
この通信制高校に入学したことで一体いくらの学費がかかったのか把握することで、【お金を無駄にしない】という意識が沸き上がるのではないでしょう?
また、公立の通信制高校を選ばない限り、全日制高校に通うよりも学費は高くなります。(全日制高校が私立の場合は除きます)
そのお金をご両親に払ってもらっていること、また自分で払っていくことを意識することで、お金と時間を有意義に使いたいと思うはず!
なぜ通信制高校に入ろうと思ったのか理由を思い出す
通信制高校になぜ入学したのか改めて思いだしてみましょう。
全日制高校を退学した方も多いかと思いますが、退学してもまた通信制高校を選んだのは、やはり高等学校卒業資格が欲しかったからだと思います。もしくは一度退学してしまったことに後悔したから、という方もいるかも知りませんね。
いま日本では高等学校を卒業する人がほとんどですが決して【義務】ではありません。その中でも通信制高校を選択したときの初心を思い出しましょう。
卒業後の先まで考えてみる
卒業は通過点、その後はどうしたいか?そこを考えることで、卒業だけでなく進学への勉強や資格取得、目標への想いが湧き上がります。
卒業することで大学や専門学校への進学という未来が広がる
資格を取得することで就職の幅も広がる
好きなことを仕事にする能力を身につける
退学しない限り卒業は必ずきます。高校生活は短く必ず終わります。
その後にどんな生活を望むか✨なにがしたいかを意識できると今の生活も楽しくなり、大変なことがあっても頑張れると思います。
最後に
以上、通信制高校生活を充実させる方法を紹介しました。
いかがでしたか?
通信制高校はフリーの時間が多い分、充実した学生生活にするか、単位をとるのもギリギリ…な生活にするかは自分次第です。
時間を活かして充実した学生生活を過ごせることを応援しています✨