私は全日制の高校を1年弱でやめて、通信制高校を選択。大学進学が目標であったので、大学進学の勉強サポートがある通信制高校を探し、第一目標とする大学に進学しました。
私が大学や就職試験で【通信制高校卒業】をネガティブに感じたことがあるか、このページで詳しく説明していきたいと思います。
実際に、通信制高校が就職などに影響するのか、ここでは私が実際に感じた個人的な意見として話して行きたいと思います。
目次
通信制高校卒業を負い目に感じたこと
通信制高校に通う人が増えて来ていますが、それでも全体と比べると圧倒的に少ないです。
多くの方は全日制の高校に通って卒業して行く中、通信制高校を選んだ人は少し「訳あり?」と先入観で思われてしまうこともあるのではないか?
と不安になっている方も多いかもしれません。
全日制高校にいけないぐらい、学校生活が荒れていたのか?勉強を全くせず単位がとれなかったのか?なにか退学になるようなトラブルを起こしたのか?
そんな風に周りから見られないか?見られて就職に不利にならないか?
考えれば考えるほど不安になってしまう気持ち、すごくわかります。
実際に私も集団生活が嫌になり、全日制の高校をやめました。
でも多くの学生は学校が嫌になることがあっても、退学までせず、ちゃんと卒業していきます。それができなかった自分のことを恥ずかしく思うときもありました。
全日制高校を辞めたくて、自分の意志で退学し、通信制高校は本当いいな〜だなんて思って当時(高校時代)は過ごしていました。
ですが大学に進学し新しい友だちができたときや、また就職のときに、「自分はみんなと違うんだ」「私は高校が通信制だからだめかも」と急に今までなかった不安に襲われたことがあります。
周りの子と自分を比べてしまったときに強く感じました。
不安になるときは誰でもある
周りと比べて劣等感を感じていた時期がありその時は苦しかったです。
ですが!
冷静に考えると、このように落ち込むことって、誰でもあるのではないか?自分はたまたま全日制高校を辞めたからそこにフォーカスしているだけなのではないか?思えるようになったんです。
私の仲のいい友達も高校時代、部活に所属していたけれどサボりがちで、頑張ってこなかったことを後悔していました。「自分はたった一度しかない青春(部活)を無駄にしてしまった」と責めていたのです。
私からすればいやいや、ちゃんと全日制毎日通って充分立派すぎるよって感じで、なにいってんの?って感じでしたが(笑)しかも青春を無駄ってだいぶ話がおかしくなっているよって思いました。周りが冷静にきくと
「いやいやいや、そんなわけない!!」って突っ込みたくなることってありますよね。まさにそれです。
気持ちなどの精神状態には多かれ少なかれ、誰でも波があります。ストレスが多くかかる時期にはしらずしらず、メンタルがデリケートになり、落ち込みやすくなります。
そしては人は落ち込んでいるときに自分の過去を嫌になることが誰にでもあることなんだな〜って理解できたら、自然と自分が感じていたこのことに気にならなくなってきました。
通信制高校卒業での周りの目と就職活動
実際に周りから、「通信制高校卒業」のことでなんやかんや言われたことはないですし、就職活動のときに、「なぜ通信制高校卒業なのですか?」と聞かれたことはありましたがそこでその面接でダメになったことはありませんでした。
また、高校が通信制高校卒業であることを聞かれたことも1社しかありませんでした。
面接では大学で学んだことや、今の考え、これからのしたいことやビジョンを聞かれることが多かったので高校時代についてまで遡られることはほぼなかったです。(もちろん企業や面接官によると思います)
就職は縁でもあります。
たくさん落ちるとそれなりに精神が消耗しますが、そこで自分に対して必要以上に劣等感を感じないこと、自分と【縁】がある企業は必ずあると信じて活動を進めていくことが重要です。
就職への【壁】はある?
私の個人的な実際に就職活動を通しての意見ですが、内定をもらうこともできたので、通信制高校卒業の【壁】はないと思います。
ただ、落ちた企業もありましたし、もしかしたら、その企業が【この人は通信制だからな】と判断していたかもしれません。いやいやそんなことなしに、多くの学生がいるなかでもっとその企業にとって魅力的な学生がいたのかもしれません。(^_^;)
その企業が私をどう判断し捉えて落としたのかわかりません。だから【壁】があるかないかなんて、わからないんです。
就職活動は落ちることも普通にあるので、そこで通信制高校を引き出して、劣等感を感じることは全くありません。
私は大学進学をしていたので大学で何を学んだか?を聞かれることが多かったのですが、高校卒業後、就職活動した方はもっと通信制高校を選択を選択したことを聞かれたかもしれません。
ですがそこに対応にしても、今自分が通信制高校を卒業したことをポジティブに捉えれば決してマイナスにはならないと確信しています。
【通信制高校の自由な時間を有効活用し、アルバイトをした経験からこの業種に興味がでて入社を希望した】
【好きな専門分野を学ぶことができ有意義な時間の過ごせた。自分で計画して勉強していく能力を通信制に通ったことで身に着けたことができた】
なんていうか、ものはいいようです。自信をもってこう答える学生に対してネガティブな印象を抱く人は少ないのではないか?と思います。
また通信制高校に卒業後、専門学校に行き、保育士さんになった方もいましたが就職に関して不利なことは何一つなかったといっていました。そもそも専門学校で専門知識を身に着けているので高校がどこだかなんて、相手もなにも思っていないということでした。
つまり私の結論は、通信制高校卒業で就職やなにか将来が不利になるということはないということです!!
本当にそうだなと確信しています。なので不安になっている方も今の状態から少しでも安心して過ごしてほしいなと思います。
大丈夫です?安心しましょう!
それでも不安を感じる方にしてほしいこと
私は過ぎたことなので、今では冷静に捉えられますが、今不安の真っ只中にいる方はなかなかその不安の中からでれないと思います。
そうゆう方におすすめなのが本を読むこと。心や不安との向き合い方についての本はたくさんあるのでぜひ読んで「考え方・捉え方」を少しずつ前向きにしていってください。
一気にスーパーポジティブになることはありません。少しずつ、「こんな考え方があるんだ!」と自分にとって少しでも前向きな自己肯定ができる考えた方を身につけることが大切です。
アジアで1位、2位を争う資産家ジャック・マー(中国アリババ創設者)は、勉強が全くできず、やっと大学に補欠で入学したあとも、就職試験は30社すべて落ち、どこにも就職できなかったそうです。
でもだからこそ、自分で事業を起こすしかなくなり、今となってはアジアの中でもトップレベルの資産家となっています。
そうゆう人がいるというということを知るだけで、自分の現状についての捉え方が変わりませんか?
〇〇だからダメとか、失敗したからダメとか、そんなことってないんです。自分でそう思い込んでいるだけなんです。といっても私も仕事のことや人間関係で不安になって落ち込むことはまだまだたくさんありますが…。それが人生でしょうか。(^_^;)
そんな時に本は助けてくれます。ぜひなにか気になるものから読んでみてくださいね。
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また通信制高校を選んで頑張っている自分(頑張ってきた自分)を認めて、前向きにいきましょう!私もそう考えていきます?