こんにちは。こちらのページでは、高校生の不登校についてまとめました。
不登校を経験後、どのような進路があるのか?みんなどんな選択をしているのかをまとめました。ぜひご覧ください。
目次
高校生の不登校理由
高校に入学した後、不登校になる学生は一定数います。
令和2年文部科学省の調査票によると不登校の学生は、約4万人となっていました。
不登校の理由は以下の表をご覧ください。
≪事由≫ | |
本人に関わる状況 | 53.1% |
無気力・不安 | 16,213人 |
生活リズムの乱れ・非行等 | 6,633人 |
学校に関わる状況 | 31.4% |
いじめ、友人・教員関係 | 4,103人 |
学業・学校の規則 | 9,437人 |
家庭に関わる状況 | 5% |
家庭の生活環境の急激な変化 | 833人 |
家庭内、親子関係不和 | 2,239人 |
(※上記該当なし 3,593名)
参考文献:文部科学省資料
不登校理由を見てみると、約半数以上が、学校や対人関係の問題ではなく【本人の状況・意思】となっていました。学習意欲の低下、無気力、不安などから学校に通う意義を感じられなくなり、そのまま不登校となっている学生が多いようです。
いじめや対人トラブル、学校の校風や規則が自分に合わないと辞める方も全体の30%程います。
また、家庭内の事情で不登校になる学生もいます。高校生だとアルバイトなどで働くことができます。経済的に家族を支える学生もいれば、家庭の事情により早くに自立を選択する学生もいます。
高校生の不登校は期限あり
義務教育ではない高等学校では、不登校になり学校へ行けなくなると単位が取得できず進級できません。
そのため、小学校・中学校と比べ、不登校の状態はでいれるのはとても短いです。自分の中でいろいろ考えたい、少しゆっくり考えたい、という方もいるかもしれませんがその時間もあまりありません。
不登校であることに悩んでいたり、精神的に辛いこともあるかもしれませんが、自分がどうしたいか?自分の進路(今後)をどうするのか?を早く考える必要があります。
不登校になったその後
高等学校で不登校になった方(学校に行かなくなった方)の多くが、そのまま学校を辞めています。学校に通わなければ単位が取れない、卒業できないと分かっている状態で行かないので、本人の学校に行きたくないという意思が強い場合が多いのです。
不登校後の進路は、
①そのまま退学し、しばらく休む(自由に過ごす)
②仕事(アルバイト)をする
③定時制や通信制高校に転校する
などがあります。その時の自身の状況によって、最善を選びましょう。それぞれの選択肢について詳しくみていきましょう。
①退学し、しばらく休むを検討している方
自宅で過ごすという選択をしたい方は、学校に疲れ『今は何もしたくない状態』なのかと思います。学校などに所属しないフリーな時期があってもいいと思います。人生には休息も大切であり、常に周りと同じように過ごしていく必要はありません。
自分がしたいこと、本心、本音で生きていくことがなんだかなんだ一番納得し、満足できる結果になることも多いです。
ですが、通信制高校なら無理なく通うことができる学校も多いので『通信制高校を知っておく』ということをおすすめします。
毎日学校に行きたくない、人間関係で気を遣うのはもう嫌だ…そのようなことが理由で学校に行きたく場合、通信制高校なら条件をクリアできる学校はたくさんあるからです。
自宅で勉強を進めて登校は週に1日、もしくは年に数日。また家から出たくない(出れない)学生の自宅に教師が訪問して勉強を進めるコースもあります。
卒業も全日制高校と違って、進級制でなくて単位制なので自分のペースで進めることができます。つまり、単位取得に期限がなく自分のペースで学習を進めらえるということです。
人は社会的な生き物で、なにかに所属していたり、貢献していると精神的安定を得ることができます。
なにもしていない状況が精神的にいい場合も、もちろんあります。ですが人によっては、逆に追い込まれているように感じてしまう場合もあります。後者の場合は、学校に所属して、目標(卒業)に向けて行動している方が精神的にも前向きになり安定できます。
今すぐ通信制高校に行く必要はありません。ですが全日制高校を辞めたあとも、『通信制高校入学の選択がある』というのを頭の片隅に入れておくと将来選べる未来の選択肢が広がります。
通信制高校を知ってみる!
各通信制高校のHPで確認もできますが、資料一括サイト【ズバット】なら、完全無料で各通信制高校の公式パンフレットを請求することができます。
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②退学後、仕事(アルバイト)をする
退学後仕事に就くことを検討している方は、『高等学校卒業』は必要ないか今一度考えてみましょう。
今日本では、ほとんどの方は高校卒業以上の学歴です。いろいろな事情があったり、また若いうちから仕事をしていて高校を行っていない方もいます。ですが全体からみたら少数派です。
学歴などが全く関係ない世界で生きていくというのならいいのですが、会社員として組織に属して生活をしていこうと考えると『中卒』という学歴が大きく足を引っ張る可能性もゼロではありません。
また、高校を退学した方の多くが社会人になった後に学びなおしています。後になって学べばよかった!学びなおしたい!と思う方が多いようです。もちろん、そう思った時に学んでもいいのですが、今働きながらでも学べる通信制高校はたくさんあります。
高等学校卒業なんてしなければよかった!と後悔する人はほとんどいません。働きながらでも無理なく学べる学校もあるので、ぜひ通信制高校のことをチェックしてみてください。
大切なポイント
決して通信制高校に行った方がよい!と言いたいわけではありません。
ですが物事を決めるときは、ある程度の選択肢の中から自分にとってのベストを選ぶのが一番納得できます。
選択肢がなかったから仕方なかったと後で誰かや環境のせいにしたり、後悔することも大きく減るでしょう。『様々な選択肢の中から自分で選ぶ』ということには、自己責任が生じます。自分が決めたことだからと納得して人生を進めて行くことができるのです。
③通信制高校の入学を検討している方
全日制高校を退学後、通信制高校を検討している方は『高等学校卒業資格』をほしい方だと思います。今の学校に行けなくても高等学校は卒業したい!という方は多くます。
通信制高校には、不登校などの理由で学校を辞めた学生も多く通っていますし、様々な状況の学生でも無理なく通えるように環境を整えています。今の自分に一番あった通信制高校を選びましょう。
大切なのはいろんな通信制高校を知って比較することです。
通信制高校は数えきれないほどあり、学校の特徴・コース・学費なども千差万別です。
家の近くの通信制高校に行ったら、授業はクラス制でなんだか全日制高校みたいで居心地が良くない…と感じることもあるかもしれません。個別授業をしている通信制高校あれば、していない通信制高校もあります。
不登校だった学生に寄り添うという通信制高校は多くありますが、学校ごとにサポートや対応は異なります。人によっては、そんなにサポートは必要ないという方もいます。ですが不登校経験から、対人恐怖症になり人と会うことができない、家からでれないという学生もいます。
決して無理することなく、自分に必要なサポートが受けれる通信制高校を選ぶことが卒業への第一歩です。
嫌々、無理して通信制高校に通うのは一番よくありません。自分が心地よく通える学校をみつけましょう。大丈夫です!通信制高校はたくさんあり、あなたのベストは必ずあります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。あなたにとってベストな選択ができ、納得できる学校生活を送れることを応援しています!