現在日本には高等学校課程が全日制高校・定時制高校・通信制高校と3課程あります。
いずれも国が認めた高等学校であり、高校卒業の資格を保有するためには必ずこのいずれかの高等学校を卒業することが必要です。
それぞれ特色があり違いますので、紹介します。
目次
全日制高校
高校といえば、多くの方がこの全日制高校をイメージするのではないでしょうか?
実際に全日制高校を卒業する学生が圧倒的に多く、高等学校通っている9割以上の方が全日制高校に通っています。
主に中学3年生のときに受験し、個人の偏差値にあった学校を選び入学し、平日の朝から夕方まで登校し、授業をうけます。
学校の授業にでるということも単位を取得するためには重要なことです。学校に行かなくなると出席数が足りなくなり単位を取得できなくなります。
進級制度なので、単位が取れなかった場合はもう1年同じ学年の勉強をする必要があります。(留年)
定時制高校
定時制高校は夜間、もしくはお昼の時間(生徒が登校できる)に授業が行わる高等学校です。
定時制高校も進級生を採用しており、1学年ずつ進級していきます。3学年まで終了すると卒業できます。
1日の授業時間は4時間ほどで全日制高校より短く、夕方17時18時以降から授業があるところが多いので、日中は仕事や自分の好きなことに時間を避けるメリットがあります。
毎日通学して授業をうけます。
通信制高校
通信制高校は、通信による勉強を行う高等学校で自宅学習がメインになります。
テキスト、インターネットを利用して学習しレポートを提出します。
全日制や定時制と違い毎日通学する必要はありませんがスクーリング(通学)する必要があります。スクーリング頻度は様々で個人で好きなスタイルの学校やコースを選ぶことができます。
週に1回〜5回、または年に一回の2泊3日ほどのスクーリング制度は学校によって異なります。
また単位制を唯一採用している高等学校でもあります。
なので進級・留年という概念がなく自分のすきなペースで学習を進めることができます。自由に時間を使えるメリットの反面、自己管理が必要とされます。
まとめ
以上、高等学校3課程の特色をまとめました。
通信制高校は、全日制定時制と大きくことなる制度で運営されています。
通信制高校ならではの用語や、しくみがあるのでわからない方は調べていきましょう。
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