こんにちは。
私は全日制高校を辞めて、通信制高校に通っていました。通信制高校に在学中は、進学のための勉強を進め、卒業後は大学に進学しました。
そんな私も通信制高校卒業ということにコンプレックスを抱き、苦しんだ時期がありました。通信制高校に通っていたり、卒業して同じように悩んでいる方も多いかもしれません(><)
私の感じたコンプレックスと抜け出した方法を赤裸々にお話しします。
目次
私の超学歴劣等感歴史
では早速…
私の学歴劣等感の歴史を話したいと思います。
私は大学4年生の就職活動時に、自分が【通信制高校卒業】だということに自信をなくし、就職に不利になるのではないかと不安になり落ち込みました。
大学の友達はみんな全日制高校を卒業していたので、私だけが『ちゃんと全日制高校を通えなかったとダメな人』と考えるようになり、戻れない過去に後悔の念を強く抱くようになりました。
高校生の時の私は、自分で納得して全日制高校を辞めました。そして通信制高校に通い、のびのびと満足して過ごしており当時は後悔など全くしていませんでした。ですが、後から全日制高校を辞めた自分は、みんなができることが出来なかった…と自分を責めるようになったのです。
結果ですが、無事就職も決まりました。【通信制高校卒業】が不利になるようになかったと認識しています。(※実際はわかりません(^_^;)不採用の理由を教えてもらえることはないからです)
私だけに限らず、誰もが人と比べて自分に落ち込むときはあるものだ!と気づき、全日制高校を辞めた自分を受け入れることができました。とくに忙しかったり、ストレスがかかる時期はこのように、精神面が落ち込みやすくなることは誰でもどんな状況な方でもあると思います。就職活動の不安とストレスで私もナーバスになっていました。
乗り越えた!と思っていましたが…
次に就職後に私の学歴コンプレックスが再燃します。(笑)
就職した会社の同期が一流大学卒業者が多かったのです。
たまたま、私の同期はそうだったらしいのですが、初めての自己紹介のときに自分の大学をいうのが一気に恥ずかしくなってしまい、大きなコンプレックスを抱くようになりました。自分の中で勝手に私は同期よりも下なんだという意識を持つようになりました。
また高校の話になったときも、有名私立高校の出身者もいましたし、自分が【通信制高校卒業】というのがとても嫌でした。高校の話題の時は、その場が逃げ去りたくなるぐらい嫌な気持ちになり、家に帰ってからも落ち込んでいました。自分は恥ずかしい!と自分への自信が下がり続けていました。
なにか自分が知らないことがあると『自分はバカなんじゃないか』と思い、普通に聞けばいいのに必死でわかるふりをしていたり…(^_^;)あの頃は、勝手に自分の思い込みの世界で苦しんでいました。そして結構な期間苦しんでいました。(一人で勝手に)
働いているうちに同期とも仲良くなり、一流大学をでていても『同じ人だ』と思えるようになりました。(当たり前だ!って感じですよが当時の私は劣等感から勝手な思い込みが激しかったのです(^_^;))
『自分と同じような事で悩んでいるんだ』と気づきました。自分だけが劣っているというわけではないんだ!と思えるようになりました。周りと比べることを辞めて、自分を受け入れらえるようになりました。
コンプレックスを抱いた原因
就職活動の時も、入社後もコンプレックスを抱いた共通点は、『自分だけが違う、劣っている』と思ったことでした。
大学の就職活動時は、通信制高校を卒業しているのは私だけでしたし、就職先の同期の中でも一流と言われている大学を卒業している人がほとんどでした。もし、もっと自分と同じ境遇の人が多かったら、比べることもせず、劣等感も抱いてなかったと思います。
自分が少数派に入ったときに、そして劣っていると思ってしまったときに、コンプレックスは生まれます。
✅コミュニティ内で自分と同じ状況の人が多かったら、なんとも思わない。
✅コミュニティ内で1人や2人抜きんでた人がいたら、尊敬が生まれる。(嫉妬がでる場合も。)
✅コミュニティ内で自分以外はみんなすごいと思ったら、自信を無くす。
私は、こんな風に考えていました。私以外でもこうのように捉える方は多いかもしれません。
このように考えるとコンプレックスは絶対的なものではなく、周りと比較してできる相対的なものだとわかります。今はなんとも思ってなくても、環境が変わることでいきなりコンプレックスが生まれることは誰にでも起こることだと思います。
人は、当たり前のように比べてしまう生き物なんだと改めて実感しました。
ブッタ(仏様)も人と比べることから抜けだすことは大切だが、簡単な学びではないといっているぐらいです。比べることから抜け出すには修行(人生経験)が必要なのかもしれません(^_^;)
通信制高校に通う人は、全体からみたらかなりの少数派です。そのことがいきなり、コンプレックスに変わって自分を苦しめてしまうことは誰にでも訪れる可能性があるのだと思います。
あの人と比べて自分は…。
コンプレックスを感じたら
時にはコンプレックスは自分の力になります。
『コンプレックスがあったから頑張れた!乗り越えようと思った』と力に変えることができます。
ですが、いつも前向きに捉えるられるわけではありません。
自分の自信をじわじわと確実にそぎ落とし、無力感がいっぱいで苦しくなってしまうことも多いと思います。
私は、長い年月をかけて学歴コンプレックスから抜け出せましたが、人と比べてコンプレックスを感じるときに心が早く楽になる考え方をご紹介します。
それは自分よりすごいと思う人や活躍している人に対して素直に『すごいね!!』って言う(思う)ということです。
自分にできないことが出来る人、勉強や仕事ができる人、活躍している人などたくさんいます。その人が身近の人ほど、嫉妬が生まれてきたり、それに比べて自分は大したことないななど比べて落ち込んでしまうかもしれません。
相手がすごいからって、自分よりできることがあるからっていちいち自分を下げなくていいんです。
この考え方を直さないと、苦しい状況は度々やってきます。人には得意不得意、個性があります。このことを理解して比べる癖を直せば、今すぐなにもしなくても心が楽に、安堵感を感じられるようになります。
反射的に比べて自分を下げてしまいそうになったら『すごいね!』とにっこりして相手を認めます。心の中でもいいですし、実際に声に出しても良いです。
胸がざわざわして、自分の自信のなさが刺激されても、声に出したり思ってみることで気持ちの反応の仕方が少しずつ変えていくことができます。
自分の心が楽になりますし、人の魅力や努力を素直に認められる素敵な自分に変われます。
相手も自分も認めよう!
まとめ~コンプレックスの正体~
通信制高校に入学して卒業する人は、少数派です。自分の周りの人と比べて、コンプレックスを抱きやすいのかもしれません。
人は、無意識に周りと比べて自己評価をしており、環境が変われば今まで気にならなかったことが気になりコンプレックスが生まれることは誰にでも起こります。
人と比べがちなら、比べる前に相手をすごいと認めてしまうと、比較して自分を下げる苦しむことから抜け出せます。
通信制高校を卒業したから、コンプレックスを抱いているのではありません。比べる考え方がコンプレックスを生み出しているのです。自分を認めていきましょう。
私は通信制高校を卒業し、【通信制高校卒業】ということにコンプレックスを抱いていた時期があったので、今回この記事を書きましたがきっと、通信制高校卒ではなく、全日制高校を卒業していても同じようにコンプレックスを抱いていたと思います。
自分に自信がなく、人と比べてしまう私の考え方がコンプレックスの源だとわかったからです。
そこから抜け出し、毎日を楽しくいきましょう!人生は何かすごいことを成し遂げたりするよりも、心を満たし毎日を楽しむことが大事なのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。