通信制高校について

子供が「高校を辞めたい」といったら。親に知ってほしい通信制高校という選択

こんにちは。

 

このページでは高等学校に通うお子さんから『学校を辞めたい』と言われた親御さん向けて記事を書いていきたいと思います。自分の子供から「高校を辞めたい」と言われることは、なかなか衝撃度が高いことだと思います。

 

親なら自分の子供には学校を卒業してほしいですし、なんなら学校生活を楽しんでほしいですよね(><)

 

私はかつて、学校を辞めたいといった側ですが、(^_^;)今は年齢も30代に突入し親側の気持ちも少しずつわかるようになってきました。親御さんに意識してほしいことをまとめました。

 

目次

とにかく冷静に聞く

「学校を辞めたい」そう言われたショックと驚きで冷静さを失ってしまう親御さんも多いと思います。以前から不登校であったり、学校生活がうまくいっていないのを知っている場合もありますが、そのような兆候がない場合もあります。

 

「なんで?」「なにいってんの?」「卒業しなさい」「高校辞めてどうするの?」いろいろと思うことがこみ上げてくる方もいると思います。また自分のことのように落ち込んでしまう親御さんもいるかと思います。

 

子どもを思うあまりについヒートアップしてしまう気持ちもわかりますが、子供がどんな態度であれ、「冷静に話を聞く」ということに努めてください。

 

初めて聞いたときに冷静に対応できなかった場合は「この前は話ちゃんときけなくてごめんね」と言って、もう一度【自分の意見や想いをぶつけるのではなく】まずは子供の意見・想いを徹底的に聞きましょう。

 

否定されると相手は反発したくなります。まずは【聞く・受け入れる】、途中で自分の意見を挟まず子供がいいたいことをすべて聞いてみることを意識してください。

 

親が自分の話を聞いてくれたという安心感で子供さんも安心感で包まれます。また聞いてくれた人の話はちゃんと聞きたくなるものです。

 

全日制を辞めた後、どうする?

話を聞き、退学を決めるかそれとも退学を取りやめることにするかは、人それぞれです。

 

でも1番に知ってほしいことがあります。もし、退学を決めた場合でも全日制高校を辞めただけでは、お子さんにとって、マイナスポイント(ネガティブな事柄)となることではないということです。

 

【全日制高校を辞めただけでは】と書いたのは、辞めても全く問題ないということではなく、その後の一人ひとりの行動次第ということです。

 

通信制高校に入学して高校卒業を資格を取る事もできますし、大学進学を目指すこともできます。なかには、一流大学に進学する学生もいます。また、自分の好きな分野の勉強や仕事をはじめ、その道で活躍する方も多くいます。

 

全日制高校で感じた辛かったことやきつかったことも、お子さんにとって、成長するための経験になるでしょう。

 

ただ、もし学校が嫌で辞めて【そのまま】だったら、どうでしょうか?

 

まず学歴の面でいえばその子は中学校卒業です。昔ほどの学歴社会でないにしても、日本の企業の多くは大学・高校卒業者しか採用しない企業も多いですし、学歴によって選択できる職種は変わります。

 

そして日本人のほとんどが大学卒業や高等学校卒業をしている中で、中卒ということに強い劣等感を感じてしまう方も多いと思いです。

 

実はこの劣等感を抱くというのが人生において一番の荷物だったりします。自信を無くしてしまい、行動できない。その負のスパイラルに入ってしまうと本人がとても苦しいです。(もちろん気にせずパワフルに生きる方もいます)

 

なのでお子さんが全日制高校を辞めたいと打ち明けてきたときに親として一番意識してほしいことは、【やめた後どうするか?】のサポートです。

 

通信制高校という選択肢

全日制高校を辞めたあとの選択肢としては

退学後…

通信制高校に通う

仕事(アルバイト)をする

高等学校卒業程度認定試験を受ける

目標・夢のための行動

なにもしない

 

などがあると思います。どれを選ぶかは個人の判断ですが、1番多くの方が選択しているのは【通信制高校に通う】ということです。

 

通信制高校は、登校スタイルを自分で選択できます。学校になるべく登校して勉強をしたいという方にも、極力家で勉強をして、登校日数は少なく済ましたいという方にも対応します。(1番少ない登校日数は1年に3日ほどの登校・合宿)

 

全日制高校をいじめや不登校で辞めた学生に対してサポートが手厚い学校もあります。サポートを受け、少しずつ自分のペースで学校に通えるようになり、学校が楽しいと思えるようになったり、前向きに考えられるように変化する学生も✨自信を取り戻す学生も多くいます。

 

個人個人に徹底的に対応できるのが通信制高校の強みです。

 

仕事がしたいからいけない、学校が恐いからいけない、勉強ができないからいけない、など抱えているものは一人ひとり違います。精神的にきつい経験をしてきた学生もいれば、さぼり癖や寝坊で全日制高校を辞めることになった学生もいると思います。

 

どのような理由であれ、一人ひとりにとって、無理のない状態からまた勉強を始めることができます。

 

そして、卒業と同時に手に入れるものは【高等学校卒業証書】だけではなく、【自信】も手に入れらるかと思います。この【自信】を手に入れるということが何よりも大切です。

 

だれにでも得意不得意なことがあります。その中で自分の苦手なこと・恐かったことに向き合って、やり遂げるということはその子にとってとても大きな財産です。

 

自分にはできない…と思っていた心から、自分はできた!と自信を持てることはとても大切な人生経験ではないでしょうか?

 

お子さんの自信のためにも、『学校を辞めたい』といったお子さんに通信制高校のへの入学・転入を提案してみてはいかがでしょうか?

 

通信制高校を知りたい☆

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通信制高校はたくさんあり、学校ごとに特徴や学費が異なるのでいろんな学校をまず知ることが大切です。

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高卒認定試験と何が違うの?

高校に進学しなかった学生や辞めた学生が受ける試験で『高等学校卒業程度認定試験』というものがあります。昔は大検と呼ばれていたものです。

 

『こちらの試験を取ればいいのでは?』と思う方もいるかと思います。もちろん、どれを選択してもいいのですが通信制高校に入るのとは違いがあります。

 

高等学校卒業程度認定試験は、【高校卒業者と同等の学力があることを示す資格】であり、学歴とはなりません。

 

高卒認定を受けて合格した場合でも、その人の学歴は【中学校卒業】となります。履歴書等に高卒認定資格に合格をした旨を記入することはできますがあくまでも資格になるということです。

 

高等学校卒業証書を手にするためには、全日制高校・通信制高校・定時制高校のいずれの学校に3年間在籍し74単位取得することは必須です。

 

これらの違いを認識して、検討してみてください。

 

 

 

 

通信制高校への入学タイミング

そして、通信制高校への入学に興味を持った方に知ってほしいことがあります。それは通信制高校に入学するタイミングです。

 

通信制高校は、転入の場合いつでも入学することができるところが多いです。

※転入=全日制高校を退学前に通信制高校に入学する手続きを取ることです。

 

ですが、全日制高校を退学したあとに通信制高校に編入(入学)となると、入学できるタイミングが限定される場合もあります。

(主に4月、10月の年2回。通信制高校によっては、異なります。)

 

全日制高校退学と通信制高校への編入(入学)の時期がずれることで、本来の卒業予定の時期が遅れてしまう可能性もあります。卒業の時期を遅らせたくない方は事前に確認が必要です。

 

また通信制高校では、今までに取得した単位はそのまま引き継がれます。そのために自分がどのくらいの単位を持っているかなどの書類が必要になります。

 

特段こだわりがなければ、退学前に通信制高校を調べ、転入という形が書類の準備や手続きと言った面でもスムーズですが、人それぞれ状況は違うので無理のないように進めてください。

 

もちろん一度全日制高校を退学したあとに、入学する際でも以前取得した単位は継続されますので安心を✨

ちょこっとメモ

些細な違いですが、全日制高校を退学する前に転入すると履歴書には

2022年10月○✕高等学校より、△□通信制高校に転入となります。

一度退学すると、

2022年10月○✕高等学校退学、2022年11月△□通信制高校入学となります。

 

以上、お子さんが全日制高校をやめたい!いってきたとき、知ってほしいことや通信制高校のことをまとめました。

 

学校を辞めたからといって、それがお子さんにとってのマイナスになるわけではありません。それは断言できます。なので親御さんもどうか安心して、サポートしていってくださいね。

 

大切なのは辞めたあとの行動です。状況に合わせて無理なく学べ、高等学校卒業証書をもらえる通信制高校についてもぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?無理なく通える学校は必ずあります✨

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ベストな通信制高校選びができること、満足できる将来を選べることを応援しています!

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