志成館高等学院は普通科と製菓製パン科がある通信制高校のサポート校です。
東京(目黒)と熊本(熊本市、八代市)にキャンパスがあります。
こちらのページでは東京校の紹介をしていきます。
志成館高等学院の特徴、在校生・卒業生の口コミ、進路についてまとめました★
目次
志成館高等学院とは
志成館高等学院東京校は、目黒にある通信制高校のサポート校です。
サポート校とは、通信制高校の勉強をサポートする学校であり、サポート校にだけ入学することはできません。
志成館高等学院の提携校は鹿島学園高等学校ですので鹿島学園高等学校とのWスクールが必要となります。
サポート校は、通信制高校での勉強のサポートや学校生活に不安を感じる生徒への心理的サポートを行い、高等学校卒業を後押しします。
またサポート面だけではなく、生徒一人ひとりの目標(進学や専門知識取得)をサポートしていく環境も整えています。
サポート校は必ずしも入学する必要がある学校ではありません。メリットもデメリットもあるので、自分にとって必要かどうかしっかり見極めましょう。
それでは志成館高等学院の特徴を紹介します。
勉強が苦手・不登校の方を徹底的にサポート
志成館高等学院では、勉強に苦手意識がある方でも安心して自身のペースで学習できるように、個人指導を中心にフォローしていきます。
不登校の経験があり、学校に通うのに恐怖心を抱いている方、起立性障害(起立時にめまいや動機、失神などがおきる自立神経の病気)があり午前中の登校が難しい学生などに柔軟に対応できるようオーダーメイド時間割りを作成しています。
学校に慣れることから始めたい学生は、まずは週に2日登校することから始める学生もいます。自分の状況で決められ、いつでも変更可能です✨
夢・アルバイトと学校の勉強を両立
週に3~4日午前中だけ学校で学び、午後はアルバイトや自分の将来の夢のために活動している学生も多くいます。
サポート校でしっかり勉強を進めていくことで、確実に単位を取得し、通信制高校の自由な時間を活かし、好きなことをする学生も多くいます。
志成館高等学院での個人指導でわからないところは、その場ですぐ聞くことができるため、効率的に学んでいくことができますね✨
志成館高等学院は、音楽祭やディズニーランドレクレーション、校外学習、スポーツイベント、学園祭等イベントも多く用意があります。学校生活を楽しみつつ、自分のプライベートを充実させたい方に選ばれています。
大学進学を目指し毎日しっかり勉強
大学進学を目指し、勉強に励む生徒もいます。
通信制高校は、働いている人でも勉強が進められて卒業できるよう作られた学校なので勉強の範囲が全日制高校と比べて少ないです。
範囲がせまく、試験範囲をカバーできないことが多いので進学を考える学生は別途対策の勉強が必要です。
志成館高等学院では、大学進学を望む学生へのサポート体制も整っています。月曜日〜金曜日、受験対策の勉強に当てることができ、土曜日は自習室として学校を開けています。
製菓・製パン科
志成館高等学院の大きな特徴は製菓・製パン科があることです。
製菓作り、パンつくりを学びたく入学する生徒多くいます。
製菓やパン作りの基礎を学び、それを応用できる技術まで学んでいきます。
2年目以降は菓子・パンつくり実習を実店舗(エクル広尾店)で行います。実際に働いている職人たちから学べ、お店でのパン職人としての仕事の流れなどをみることができるのもの貴重な体験ですね。
卒業後はエクルの社員として働くことも可能✨ほかのパン屋でも通用するレベルの技術を身につけます。
志成館高等学院のメリット/デメリット
志成館高等学院のコースなどをまとめましたが、ここでは志成館高等学院がサポート校であることも考慮して、志成館高等学院のメリット、デメリット、向いている方、向いていない方をご紹介します。
メリット・向いている方
- 勉強に不安がある方へ
- 個別指導で自分のペースでしっかり学びたい方
- 不登校や学校にいくのが不安がある方
- 菓子やパンつくりを学びたい方
デメリット・向いていない方
- 学費が2校分になるので高額になる(学費を押さえたい方)
- 学校生活/勉強に不安がない
- 自身で勉強を進めていける
- 登校頻度が少ない学校がいい方
以上がメリット、デメリットです。
提携校とのWスクールになるので学費が高くになります。
そのうえで、サポート校は必ず行かないといけない場所ではないので、【自分にとって必要か?】しっかり検討してみましょう。
また、多くの通信制高校では勉強が苦手な方へのサポート、不登校経験がある方への心理サポートを行っているのでWスクールという選択ではなく一つの通信制高校で済ますことも可能です。
ぜひ、いろんな通信制高校を知って、比較してみましょう✨
比較することによって、「こっちのほうがいいな♪」「これだと物足りないな」など自分の希望がだんだんわかってきます。私もいろんな通信制高校を見比べて「こんなこともできるんだ〜」と自分の中で選択肢がぐーんと広がりました。
また同じようなカリキュラムでも学費が大きく異なることもあるので学費が掲載されているパンフレットは学校選びにかかせません?
まだ、利用していない方はぜひ【資料一括請求サイト・ズバット】を利用してみてください✨完全無料で通える学校や自分の希望するコースがある学校などのパンフレットを一括請求できます。
納得のいく通信制高校にぜひお役立てください✨
実際に届いた資料です。PCの画面でみるより見やすく、付箋やメモが貼れて便利✨という声がとても多いです。家族で一緒にみるのも便利でいいですね
志成館高等学院の卒業生の声
私は中学生の頃、初めて不登校を経験しました。勉強が大嫌いな私は毎日の授業についていけず、女子校での人間関係、厳しすぎる校則、すべてに不満しかありませんでした。そのまま同じ高校に進学。中学と同じく絶望しか感じず、結局、辞めました。
一番嬉しかったのは、自分と戦うチャンスをもらえた事です。そのおかげで私は自分の大嫌いな事を挑戦でき、継続することができました。それを継続できる時間と支えがあったのは志成館のおかげです。何かの縁で出会い、経験でき、最高に楽しかった!ありがとう。
僕は中学校を進学する頃、高校に進学するより就職して働こうかなと思ったりもしたけど、志成館を紹介してもらい、見学に行ったら、楽しそうな感じだったし、先生たちも感じがとてもよかったので、志成館に入学することに決めました。
入学してからは「とび」の仕事をしたりして、学校へはあまり行けてなかったけど、先生たちは、電話をかけてきてくれたり、会いにきてくれたり、心配してくれたり、応援してくれる声をかけてもらったり、すごくうれしかったです。志成館での行事や学校生活は、楽しかったし、いい思い出です。
出典:志成館高等学院公式HP 一部抜粋
親身にサポートしてくれるということが卒業生の声でわかりますね。フレンドリーな雰囲気なのが伝わってきます。学校の雰囲気を知るためには、見学にいくことも大切です。気になった学校にはぜひ足を運んでみましょう!
学費について
【志成館高等学院の学費】
入学金 | 50,000円/入学年度のみ |
授業料 | 40,000円/月額 |
設備費 | 50,000円/年額 |
教育関連費 | 30,000円/年額 |
指導関連費 | 20,000円/年額 |
入学時合計 | 190,000円 |
※製菓製パン科は授業料で別途月額30,000円
※授業料はゆうちょ銀行にて毎月自動引き落とし
※学校推薦入学は、入学金全額50,000円免除、自己推薦では入学金半額25,000円免除
【鹿島学園高等学校の学費】
入学登録料 | 10,000円 |
入学金 | 50,000円 |
施設費 | 24,000円 |
授業料 | 189,000円 |
教育拡充費 | 17,000円 |
就学支援金 | ▲129,924円 |
学納金合計学 | 150,076円 |
⚠注意事項⚠
学費は、すでに持っている単位数や登校日数などによって異なります。また鹿島学園高等学校の学費は、ご世帯の年収によって、支給される就学支援金が異なります。
ここでの表記は、参考にし、気になる通信制高校には問い合わせて、学費がいくらになるか確認してください。
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まとめ
以上、志成館高等学院についてまとめました。
志成館高等学院はサポート校なので通信校高校に入学し、高等学校卒業資格を得るために必ずも必要な場所ではありません。
Wスクールになるため、学費も増えますが、その分個別指導での丁寧な勉強指導、精神的サポート、生徒一人ひとりの状況に柔軟に対応できる学校生活があります。また製菓・パン作りを実店舗で学べる環境もあるので気になる方はいいですね♪
気になった方は実際に見学に行ってみましょう❀